すべからく写真には客観的に記録を伝える「報告要素」と、主観的に被写体を表現する「作品要素」の2つがあります。レポートと作文の違いをイ メージすれば、その温度差はわかりやすいでしょう。
子供の成長とともに、北海道にまで足を伸ばすようになり、飛躍的にカメラの出番が増えた僕は、「その違い」を強く認識するようになりました。 現地では夢中でシャッターを切るだけで十分なる満足が得られます。しかし帰宅後、同じ写真を見返すことがどれだけあるのでしょうか…
レポートを何度も読む人がいないように、客観的な情報には人の心を揺さぶる力はなく、写真にもそのことは共通しています。 |